任意売却には以下のようなデメリットがあります。
■利害関係者との交渉が必要になります。任意売却を行うためには,利害関係者の合意が必要です。そのため利害関係者と合意に至るための交渉が発生します。この点,競売とは異なります。
■連帯保証人がついており,任意売却に反対する場合は,任意売却ができない場合があります。通常,債権者は任意売却に際して連帯保証人の同意を得ます。したがって,連帯保証人が任意売却に反対する場合は,任意売却が進まない可能性が高くなります。この点,競売の場合,連帯保証人の意向にかかわらず手続は進みます。