以下に和解契約書の具体例を示します。あくまで具体例の1つですので,個別の事情によって契約書の内容は異なります。
任意整理で和解が成立すると,お客様は当該和解契約書に従って,貸金業者等に返済します。
和 解 契 約 書
甲(貸金業者)と、乙(債務者:会員番号:○○)の間で、本日、次のとおり和解契約を締結した。
1. 乙は甲に対し821,231円の支払い義務があることを認め、これを下記のとおり、甲指定の銀行口座あてに振り込んで支払う。
記
(1) 平成○年11月末日限り金21,231円(初回)
(2) 平成○年12月から平成○年3月まで毎月末日限り20,000円(40回)
甲指定の銀行口座 ○○
2.乙が前項の分割金の支払いを2回以上遅滞した時は,当然に期限の利益を失う。
3.前項の場合,乙は甲に対し,第1項の金員の残金及び期限の利益を喪失した日の翌日から支払済みに至るまで残額に対する年○%の割合による遅延損害金を支払うものとする。
4.甲及び乙は、甲乙間に本和解契約に定めるほかに、何ら債権債務が無いことを、相互に確認する。
・・・・・以下省略・・・・・